レーシックの手術を受けるにあたって、いくつか注意しておかなければならないことがあります。
レーシック手術の前はコンタクトレンズの使用が禁止されています。
これは、コンタクトレンズを付けていることによって生じる角膜の歪みを防止するためで、コンタクトレンズの種類(ソフト・ハード)によって、それぞれ期間が異なります。
ソフトの場合は手術の3日前、ハードの場合は10日前までに使用をやめることが一般的となっていますのでご注意ください。
レーシック手術に向けて、目を清潔な状態で維持するために、医師から指定された点眼薬の使用を命じられることがあります。
その場合は、指示された通りに欠かさず点眼するようにしましょう。
清潔な状態で手術を受けることはもちろん、手術後の合併症の予防にも繋がりますので、忘れずに使用することをおすすめします。
感染症の原因となる病原菌の侵入を防ぐために、手術前に入浴や洗髪を行っておき、全身を清潔にしておく必要があります。
レーシック手術の当日は入浴することができませんし、翌日以降も一定期間は気をつけて入浴しなければなりません。
また、手術当日は化粧や整髪料を一切使用してはいけないということを覚えておきましょう。
レーシックの手術を受けてから視力が完全に回復するまでの間、視力が不安定な状態が続くことがあります。
これはフラップや手術による傷口の治り具合などにより左右されるもので、不安定だからといって異常というわけではありません。
定期健診などでおよそ3ヶ月程度の期間を見て、視力の回復を観察します。
中には、一定期間を置いても視力が安定しない場合がありますので、そのときはレーシックを受けた眼科で再度診てもらうようにしましょう。