過去の失敗例

2000年の認可後から日本ではレーシックが広く行われるようになり、安全性や技術力の高さが実証されるにつれて、徐々に手術を受ける人の数が増加しつつあります。
とはいっても、中には失敗例となるレーシック手術もあり、手術そのものの失敗ではありませんが、手術の際に使用した医療器具が原因で起きてしまった失敗例があります。

このケースでは、とある眼科でレーシック手術を受けた639人の患者のうち、67人もの方が角膜炎などの感染症を発症するという医療問題が起きました。
問題の主な原因となったのは手術に使用する医療器具の滅菌処理が確実にされていなかったことで、適切な衛生管理が十分に行われていなかったことがあげられます。

人体の中でも目は特にデリケートな部位ですし、失明の恐れがあると聞けば、誰でも手術に不安を感じたり、躊躇するのはおかしくありません。
最も基本的な消毒を怠るなど、医療機関にあってはならないことですし、感染症を発症する危険性があるとわかっていながら、なんの対処もしなかったのは大問題です。

もちろん、通常は滅菌処理を怠ることはありませんし、万全の衛生管理の基で手術が行われますので、このケースのような集団感染が起こることはありません。
今後、レーシック手術を受けようとお考えの方は症例数の多さや知名度の高さ、料金を比較して、最も安心して任せられる眼科を選ぶことをおすすめします。

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